時間管理による生産性の向上

フリーランスエンジニアは会社員とは違い、自分でスケジュールを組むことができます。好きな時間だけ仕事ができ、好きな時間だけ食事や睡眠を取ることもできます。自由に時間を使えるという魅力を上手く活用できれば、フリーランスとしての生産性は向上していく可能性が高いでしょう。

具体的に何で生産性を上げていくのかと考えたときに挙げられるのが、スケジュールを管理することです。
例えば10個の仕事のうち、何から処理していくかを明確にしているでしょうか。基本的には、納期の近いものから処理していく人が多いと考えられます。
しかし、その方法が正しいとは限らないときもあります。「納期が近いものの、すぐに仕上げられるもの」と「納期は遠いものの、時間をかけなければならないもの」があった場合、この2つの仕事を上手く組み合わせて仕事を進めていく方が、生産性は向上します。

納期が遠いものから手をつけていき、納期の近いものは納期の遠いものに行き詰ったときに気分転換で処理していくのが効果的です。そうすれば辛い仕事ばかりが続くこともないので、ストレスが緩和されやすいでしょう。適度な間隔で簡単な仕事を挟むことで脳もリフレッシュしやすくなるので、次に辛い仕事を再開した際に、新しい発想が生まれる可能性も高まります。
複数の仕事を上手く組み合わせたスケジュールを作り上げることができれば、生産性だけでなく作業効率も上がります。このようなスケジュール管理法を導入すれば、1日に処理できる仕事も増えるでしょう。